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No.253 三角点探訪~番外編~御枡局三角點

2016年07月25日

岸本 真弓
愛知県に調査に行った時のこと。
山頂でも尾根筋でもないところ、古い人道の脇に三角点らしきものを見つけた。刻印の字は明瞭であり、左列は三角點(てん:点の異体字)と読み取れたが、右列の「御枡局」の読み方がわからない。
写真に納めて、後日調べた。
「御枡局」は「御料局」のことであり、皇室の所有地(御料地)を管理するため1885年(明治18年)に宮内省に設置された部署であることがわかった。御料地の測量のために御料局が設置したのが御料局三角点であり、1908年(明治41年)に御料局が帝室林野管理局と改称された後に設置された三角点は「宮三角点」とされるとのこと。つまり、わずか23年間にのみ設置されたものとなる。
私が愛知で見つけた「御枡局三角點」の名称は「犬山市桃山」。以前日本モンキーセンターの栗栖研究所があった場所、栗栖神社の近くです。日本モンキーセンターも、隣接する京都大学霊長類研究所も住所は「犬山市官林」ですね。
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