研究員によるフォトブログ

NO.322 日本一の争いの終止符

2019年02月26日

近藤竜明

 

調査で関東周辺を回っていると、様々な場所から富士山が見える。この辺りでは「富士見」とつく地名が各地にあり、こんなところから富士山が観れるのかとびっくりすることがある。(たまに富士山ではなく、「◯◯富士」と呼ばれる富士山のような形の山を指していることもある気がするが…)

夏場は曇りがちで近くに行ってもいい富士山が見られることが少ないが、これからの時期は空気も澄んで非常に綺麗な富士山を拝むことができるようになる。下の写真は箱根からみたそれである。

ところで富士山の話をするとやれ静岡のものだの、山梨のものだのと両県の間で論争になることがある。そして同じくして、どちら側の富士山が綺麗かで一悶着もおこっているように思う。そんな争いに終止符を打つべく答えが見つかった。

ある快晴の日に山梨と静岡のほぼ県境で調査をしていると、目の前に今までで一番壮大な富士山が現れた。ずっと下を見ながら山を登っていたのもあり、不意を突かれた形で現れた富士山に心を奪われてしまった。そこで気付いたのは、富士山は山梨と静岡の県境から見ても綺麗だということである。

そうか、今後は県境からみた富士山が一番綺麗、ということにすれば論争も起こらずに済む。そんなことを思いながら、今日も富士山を見ながら調査である。

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