捕獲
目的に合わせて様々な方法の捕獲を実施しています。
生体捕獲
麻酔銃等を用いて、シカやサルを捕獲します。主に、電波発信器やGPS首輪の動物への装着時に実施します。個体へのダメージを最小限に抑えることで長期間の調査が可能になります。
錯誤捕獲放獣対応
他の鳥獣を捕獲するためのわなに誤って捕獲されてしまったクマやカモシカを、麻酔により不動化し、適切な場所で放獣します。
わなによる効率的な捕獲
適切な個体数管理を目的として、動物の種類や行動、現地の状況に応じて最適な方法を選択し、わなの作成や設置場所の選定、捕獲を行います。
銃器を用いた戦略的な捕獲(シャープシューティング)
動物の生態や生息環境・行動特性を分析し、専門性の高い捕獲技術を用いて、計画的かつ戦略的に効果的な捕獲を行います。
選択的捕獲
悪質個体を識別・特定し効果的に被害を軽減する捕獲をおこないます。選択捕獲は保全や群れ動態への影響を抑えることができます。
市街地へ侵入した鳥獣の捕獲
市街地に侵入し、人身生活被害等の問題を発生させている個体を、わなや麻酔銃等を用いて捕獲します。
捕獲困難地域における捕獲作業
高山帯や分布前線地域など、通常の捕獲が困難な地域において、熟練した従事者による捕獲作業を実施します。