研究員によるフォトブログ

2017年7月記事一覧

No.275 日常に飽きたタヌキ

2017年07月20日

藏元 武藏 調査で山を歩いていると、タヌキのタメ糞に遭遇。 いつもは尾根上の平らな場所でよく見かけるが、今回は違った。 糞の後ろ側(矢印のとこ)は、直角の急斜面で、2mぐらいの落差があった。なぜこんなところに?糞の後ろ側をのぞくと、一個だけ糞が下に落ちていた。なんてやつだ・・こんなスレスレの場所で、1個しか落としてない・・次はどうする。糞の上?それとも横に溜めるのか・・ 人は時に、落ちるか落ちないかのギリギリを楽しむことがある。 それは動物も同じかもしれない。

「No.275 日常に飽きたタヌ…」の続きを読む>>

No.274 ツバメの住宅情報に朗報

2017年07月06日

姜 兆文 本ブログNo.141で、南アルプスの芦安集落のバスターミナルでツバメの家族(写真1)と出会ったこと、その後巣が撤去され、数年間同じ場所での巣の確認ができなくなり、本ブログNo.215で、ツバメの「住宅難」を記事にした。 生活スタイルの変化により、軒下のある伝統的な日本家屋が減り、軒下でのツバメの巣作りの適地は少なくなっている。また、折角、巣を作ったのにツバメの糞害を危惧して撤去されたケースも多かった。 このようなツバメの巣作りにとって厳しい環境の中、東北自動車道の佐野PAでツバメの巣作りを手助けしようと工…

「No.274 ツバメの住宅情報…」の続きを読む>>

No.273 優しくなれる春の山

2017年07月03日

岸本真弓 萌える春の山。メリハリのある紅葉や、新緑の頃のみずみずしさと生命力あふれる力強さとは異なり、優しさと曖昧さとそしてどこかわくわくさせる山のいろ。日一日いろはうつり、山のしたからうえへ、川のしもからかみへ、うごいていく。 山を歩けばこの時を待ちわびた小鳥たちの力強いさえずりがあふれる。水たまりには陸にあがる時を待つ無数のオタマジャクシ。ウラジロも羽ばたこうとする白鳥が頭をもたげたように新しい芽をだしている。すべての動植物たちが、春を謳歌する。私も、苦手なもの(フォトブログNo.202)へも、やっかいなもの(…

「No.273 優しくなれる春の…」の続きを読む>>

ページの先頭へ