No.449 日不見
2024年03月29日
海老原寛
私の中でヒミズのイメージは、「突然道で死んでるやつ」というイメージが強いが、皆さんもそうではないだろうか。私たちが起きている時間には、その名の通り日不見は出てきづらく、動いている姿がよく見られるわけでもない。私も動いている姿は見たことがなかったのだが、この前初めて生きている姿を見た。とても忙しない。こんなに動くくせに、十分なエネルギーは確保できるのだろうか。土に潜らないのに、こんな地表面にどれほどのミミズがいるのだろうか。たった一瞬の出会いだったが、生きている姿を見ると、いろいろと考えさせられた。
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