研究員によるフォトブログ

2018年11月18日記事一覧

No.312 山と里を隔てるもの

2018年11月18日

海田明裕   その日の調査も終盤、そろそろ集落の気配がする山の裾。 急に腰丈ほどの古いけれども形の残っている石垣が現れた。 山裾に沿ってかなりの距離で続いている様子。   無理に乗り越えず通り易そうなところを探すうち、急に石垣が途切れた。 ちょうどその切れ目のところ(写真1中央)に ポッカリと、これまた崩れのないきれいなまんまるの石組みの穴が空いていた。 直径は1mあるかないか、深さは4メートルほどか。 手の使えない動物であれば容易には這い上がれない。   私の推測だがイノシシなどを追…

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