研究員によるフォトブログ

2014年10月記事一覧

No.207 湿原のシカの蹄の開き

2014年10月25日

姜 兆文 5月末、尾瀬沼及び周辺の湿原を訪ねた。写真に示したような、蹄の開きが普通より広く開いたシカの足跡を初めて見た(写真1、2)。見てすぐに、これはニホンカモシカの足跡だと思ったので、同行者の皆にシカとカモシカの足跡(写真3)の特徴について説明した。その日の夕方、湿原でシカを発見した。シカが走り去った場所に行って、シカの足跡を確認し、驚いた。なんと、昼間見た足跡と同じ特徴だ。もしかしたら、この地域のシカの足跡の特徴はかなり湿原の環境に適応し、蹄の開きも他地域のシカより幅が広くなっているのかもしれない。中国に生息…

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No.206 ダブルマロン?

2014年10月16日

岸本 真弓 山から下りてきた道にタヌキのタメ糞があった。アスファルトの上にあることもそう珍しいことではない。 糞の中身はサルナシ、カキ、クリ・・・! いえ、クリは糞の中身ではなく、外でした。落ちていた栗の毬の上にわざと盛ったとしか思えません。「No.175もよおすところ」に載せるべき写真でしょうか。それとも「No.195クマさんありがとう」に続く「タヌキより」でしょうか。 栗の毬の中にマロン糞(写真は柿糞のようですが)を詰めても、ダブルマロンとして喜ばれないように思いますが、好きな方いますか? 20141016_d…

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No.205 祠はのぞくべき

2014年10月01日

海老原 寛 集落付近の山を歩いていると、ときどき祠を見つけることがある。そういうときは決まって覗いてみる。この日もそうだった。まず、コウモリがいないかと祠の中をのぞいてみる。いない。次に祠の下をのぞいてみた。すると、なにやら毛の生えた動くものが。写真を撮ったが雨のせいもあってうまく撮れず、周りを見渡してからもう一度のぞいてみると、生まれて数日しか経っていないような赤ちゃんたちがいた。2枚の写真から、タヌキではないかと推測している。動いていた毛は母親だったのだろう。それにしても、親は私に気付いてすぐに逃げてしまったよ…

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