No.313 龍か和邇か、いえ烏です。
2018年11月26日
岸本真弓
1年前、山の中で見つけた。特徴的な樹皮だったので、すぐわかるかと思ったが、調べても調べてもわからなかった。
今年再び同じところを訪れた。雨だった昨年は空に続く幹や開く若芽をみることができなかったが、今年はできた。
和邇のようにも龍のようにも見えるこの体幹。正体は烏、カラスザンショウでした。
老木なのか、別の理由があるのか、図鑑通りのものばかりでない植物には困らせられる。惹きつけられる。
No.314 痛し痒し | 一覧に戻る | No.312 山と里を隔てるも… |