No.335 ここはどこ
2019年09月03日
ペンネーム:ぺんぎん
山調査をしていると、壁のように行く手を阻むササ藪、シダ藪と直面することがある。
大抵そういう時はどこかにイノシシが通る道があるのでとりあえず藪の中に潜ってみる。
だけどイノシシ道はひざ丈ぐらいの低い位置にあるので、人が通れる空洞は目線より低いところで終わる。
濃い~藪のイノシシ道はトンネルの様になっている。ほふく前進して進むしかない。
下りはほふく前進では流石に危険なので、滑り台を滑るようにずるずるとお尻を擦らせながら進む。
時々立ち上がってみるが、地表が藪で覆われており地形が分からない。
なにより、藪漕ぎしながら進むのはかなり体力を消耗する。
だから結局また藪に潜って、トンネルを進むのである。
気分は「となりのトトロ」のめいちゃんである。
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