研究員によるフォトブログ

2017年2月記事一覧

No.269 木にも牙が生える?!

2017年02月20日

姜 兆文   「牙」とは動物が口に持つ、骨組織でできた、大型で細長く鋭い歯を指す。 山での調査中、倒木の幹の一端生えた「牙」を発見し(写真1)、驚いた。     腐食が進んだ幹の真ん中は空洞になっており、中を覗くと「牙」は奥まで放射状に交錯して並んでいた(写真2)。 よく見ると、「牙」は、木材によくみられる節の部分が残ったものだった。幹が生長するのに伴い、横に伸びた枝が、幹の中に埋まるような形で残ったのだ。幹部分は腐ったのに、なぜ「牙」だけが残ったのだろう。節のたくましさを目の当たりに…

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No.268 オオカマキリの生命力

2017年02月14日

姜 兆文  ベランダのエアコンの室外機にかけていた日よけ用のすだれを撤去しようとしたところ、すだれのよしの隙間に体長約10センチのオオカマキリを発見した(写真1)。寒くなったので、日当たりの良い、暖かいところを求めてきたであろうカマキリの邪魔をしないように、その時はすだれの撤去をとりやめた。   一週間後に再び確認すると、カマキリはまだ同じ場所にいた。前脚の鎌の先端部で必死にしがみついていたが、1週間前に比べると前脚の関節がだらりと伸び、殆ど力が入らなくなっているように見えた(写真2)。  最期を見守ろう…

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