研究員によるフォトブログ

2019年10月記事一覧

No.340 不都合な真実

2019年10月29日

ペンネーム ぺんぎん 山登りは得意ではないが、四季折々の景色を楽しめるから好きだ。(雨の日を除く) 秋の山調査では燃え上がるような紅葉を各地で見られるので、9月頃からうずうずしている。 とある山を調査していた時のこと。 空を見上げる  と紅葉がとても綺麗で眩しかった。 だけれど、足元はすっからかんなのだ。 一見、緑で生い茂っている様に見えなくもないが、 シカが嫌いな植物(ユズリハ)が残ってしまっているだけなのである。 紅葉は遠目に見た方が綺麗だったのである。

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No.339 ヒトノコシカケ??

2019年10月15日

山元 得江 とある山林を歩いていると、(確か)アカマツの木の根元に大きなサルノコシカケがありました! サルノコシカケの横に、A4用紙を挟める大きさの画板を置いて写真を撮影したので、その大きさが分かるでしょうか?40-60cm四方くらいの大きさがあります。 この大きさなら私が座っても大丈夫かな?と座りかけたものの、だいぶ傾いていて断念。 座りやすかったら、天気もよかったのでヒトノコシカケに座って休憩したのになぁ。

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No.338 金色の赤ちゃん

2019年10月04日

中山智絵 昨年度、中央アルプス地域に設置されたセンサーカメラの写真を整理していた際、私の目は一枚の写真にくぎ付けになった(写真1)。 『金色のサルの赤ちゃんだー!!!』 写真1 金色のサルの赤ちゃん 平成30年度中央アルプス地域におけるニホンジカ生息状況分析業務報告書(林野庁 中部森林管理局)より引用 母ザルにしがみつく赤ちゃんザルの毛色は、同じ写真に写っている個体と比べて非常に明るい色である。赤ちゃんザルの毛色は、たいてい大人の個体よりも黒っぽく見えるので、写真1の赤ちゃんザルの毛色は稀であることが予想された。 …

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