No.355 日光浴が過ぎた
2020年04月07日
軽部 享
調査地を歩いている途中、ふと視線を下に落とすとカラリと干上がったものが目についた。
…き、きみはこの地区では絶滅の危険が増大している種、つまりは絶滅危惧Ⅱ類のアカハライモリくんではないのか!?
見事なまでに干上がってしまい、ミイラになってしまったようだ。
水に浸せば戻るようなそんな気がして、近くにあった水たまりにそっと戻しておきました。
また今度、しっとりふっくらとしたあなたに再会できることを願っています。
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