No.56 H2Oシステム
2008年10月01日
岸本 真弓
エコ、セコ、ケンコーのため、電車&徒歩通勤を始めて2ヶ月になる。35分のウォーキングに物足りなさを感じ、重りを持つようになって1ヶ月半。ザックの底で重りは徐々に重量を増し、現在では4.5kgだ。私の体よりもザックの方が悲鳴をあげそう。
このザック、数年前の誕生日にもらったものだ。調査用のザックにはない、H2Oシステムなるものがある(写真1)。どうやら特に自転車乗りの人に愛用されているザックらしく、チューブ式の水筒を収納しておき、ザックから出すことなく水を飲めるのが特徴。
先日、以前調査で発信器を装着したサルに会った(写真2)。大胆不敵な肝っ玉母さんは道路も恐れない。今年生まれのアカンボウが乳首に食らいついたまま逆さまにこちらを見つめる。
このアカンボウ、おっぱいをいただきながら、どこにでも行ける。お母さんは手を添えるでもなく、両手両足を使って3次元を思いのままに動き回る。ザックを背負い両手を自由に使える私は母親か、それともH2Oシステムで水分補給しながら移動できるアカンボウか。・・・?
アカンボウは自らの力で母親にしがみついて乳を飲み、母親は授乳しながら逃走も攻撃も自由自在。そんな便利なH2Oシステムを持っているのはサル類と有袋類くらいかな。
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