No.437 意外な犯人
2023年09月29日
平山寛之
私の自宅ではこのところ事件が続いている。ブロックの上に茶色いゴミのようなものが散乱した状態になっているのです。
集めたのがこれ。
茶色いゴミのようなもの、すべてミノムシです。しかも、中身は空でミノのみ。片付けても片付けても翌日には元通り。2週間ほど続いていました。
ミノムシが一斉に羽化するようなことはないだろうし、不思議だなと思っていました。毎日の片付けに疑問がなくなるほど続いたところで、解決編。
早朝に訪れた2羽のシジュウカラが器用にミノムシをほじくり出して食べる。その時の止まり場が先のブロックでした。ものの5分ぐらいの間で10頭以上のミノムシを食べて去っていきました。犯人は君らか。それにしても器用に食べることよ。
小さな植え込みの中のミノムシが早々に全滅しないのを見ると、ここがミノムシのたまり場となっているのは2羽の秘密なんだろうか。ミノムシには悪いけれど、興味深いものが見れました。我が家のわんぱく幼稚園児も、見つけたミノムシをよくつっついているので、2羽と1人の秘密にしておくれ。
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