研究員によるフォトブログ

2015年4月記事一覧

No.215 やはりツバメの「住宅難」!

2015年04月30日

姜 兆文 毎年5月の愛鳥週間の開始を前に、日本野鳥の会は「ツバメの巣を落とさず、見守ってほしい」と呼び掛ける。本ブログのNo.141で、2010年7月、南アルプスの芦安集落のバスターミナル(写真1)でツバメの家族と出会ったことを記事にした。そこには、親鳥が餌を運んでくると5羽のヒナが並んで大きくクチバシを開いて、幸せそうに受け取る光景があった(写真2)。2011年、巣は無残に撤去されていたことを確認した。その後、毎年バスターミナルを訪ねて、営巣位置を確認しているが、ツバメの巣はなくなっていた(写真3)。ツバメは同じ…

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No.214 尾瀬の春

2015年04月15日

奥村 忠誠  いずれも昨年の4月の写真。上の写真は、4月22日、下の写真はその10日後の4月28日。  10日間で雪解けは一気に進み、見える景色も全く変わる。  尾瀬の代名詞であるミズバショウも咲き始めている。でもよく見ると下の写真の木道上に散らばる枯れ草。これはシカが通った跡。すでにシカは夏の生息場所である尾瀬に移動してきている。もう少ししたら子鹿も生まれる。シカにとって尾瀬は餌が豊富にある大事な場所。人間にとっては?  人は尾瀬の植物とシカの生息にどのような折り合いをつけるのか。みんなが考えなければならない。 …

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