NO.100 高さ214cm
2010年06月11日
岸本 真弓
鳥取の南東部の山。イノシシの調査だったのだが、やたらシカの痕跡が目立つ。それも樹皮食い。えらく高いところまで皮剝かれた木を発見。メジャーを当ててみると214cm。
シカの口が届くところまでの下枝や下草がなくなる高さをディアライン(ブラウジングライン)というが、その高さは大台ヶ原でおよそ160cm。高さ214cmの樹皮食いを私は初めて見た。どうしても欲しくて2本足で食べたか(フォトブログ No.17参照)、積雪で地面が上ったか。シカにとってはおいしさゆえか、厳しさゆえかわからないが、植物にとっては厳しい現実だ。
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