WMO.club

No.126 お元気ですか

2015年04月発行

お元気ですか (株)野生動物保護管理事務所 代表 羽澄 俊裕  これは私が(株)野生動物保護管理事務所(WMO)の代表として書きあげる最後の原稿となります。私はこの4月で60歳になりましたので、当初予定どおりWMOの代表職を引退いたします。28歳の時にWMOを始めましたので、いつの間にか32年も経てしまいました。長きにわたり御支援をいただきましたことを、深くお礼申し上げます。  1983年(昭和58年)に初代代表の東英生の自宅で看板をあげて以来、このささやかな機関誌を通して、野生動物を護るということを考え、主張して…

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No.126

2015年04月発行

お元気ですか(羽澄 俊裕)
羽澄父ちゃん(山﨑 晃司)
羽澄さんの退職を記念して(長縄 今日子)
「40年?が過ぎて」(ニホンザル編)(東 英生)
WMOの思い出(宮本 大右)
フィールドワークのすすめ(手塚 牧人)
今の私がいること(小山 克)
私と羽澄さんとの関わり。そして今後への期待。(藤井 猛)
あっという間の長い時間(難波 有希子)
恩返し(海老原 寛)
羽澄さんの語るマネジメントの理論とともに(岸本 真弓)
代表交代にあたって(濱﨑 伸一郎)
WMO活動報告2015年1月~3月

No.126 代表交代にあたって

2015年04月発行

代表交代にあたって (株)野生動物保護管理事務所 濱﨑 伸一郎 羽澄俊裕氏の代表取締役退任に伴い、新たにWMOの舵取り役を任されることになりました。前代表在任時と同様にご指導とご支援のほどお願いいたします。 羽澄さんは1983年に東英生さん(初代代表)とともにWMOを創立されて以来、Wildlife Managementのシステムを社会に根づかせることを目標として長年にわたって力を注がれるとともに、WMOをここまで牽引してこられました。今でこそ野生動物管理という言葉は普通に使われ、法律にも記載されるほど社会に定着し…

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No.125 日本哺乳類学会2014年度大会に参加して~かわいそう、かわいいって難しい~

2015年01月発行

日本哺乳類学会2014年度大会に参加して~かわいそう、かわいいって難しい~ 溝井 彩(WMO) 昨年の哺乳類学会もまた様々な演題が並び、どの講演に行こうか頭を悩ませる、充実した数日間でした。中でも特に印象的だったのが、静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センターの方々が発表された、硝酸塩を使用したシカの捕獲試験に関してのシンポジウムでした。硝酸塩入りの餌を食べさせ、酸欠状態を起こし死に至らせる方法です。反芻動物以外に影響はないとして、今後のシカ対策の一手として期待されており、ニュースにも取り上げられました。しかし、イン…

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No.125

2015年01月発行

鳥獣法改正とこれからの10年(羽澄 俊裕)
鳥獣被害対策実施隊の現状と体制について(奥村 忠誠)
人口減少社会で野生動物との付き合い方を考えるために(湯浅 卓)
富士山北麓におけるニホンテンの食性の季節変化(姜 兆文、奥村 忠誠、北原 正彦)
日本哺乳類学会2014年度大会に参加して~かわいそう、かわいいって難しい~(溝井 彩)
WMO活動報告2014年10月~12月

No.124

2014年10月発行

千葉県北部での鳥獣被害の拡大の状況~実体験を含めて~(杉浦 義文)
アライグマ12年生の勉強ノート(鈴木 和男)
時には昔の話を~国立科学博物館 太古の哺乳類展 に行ってきました(星野 莉紗)
忍耐と根性と精進の日々(川村 輝)
WMO活動報告2014年7月~9月

No.124 時には昔の話を~国立科学博物館 太古の哺乳類展 に行ってきました~

2014年10月発行

時には昔の話を ~国立科学博物館 太古の哺乳類展 に行ってきました~ 星野 莉紗(WMO) 2014年の7月12日から10月5日まで、国立科学博物館で「太古の哺乳類展‐日本の化石でたどる進化と絶滅‐」という特別展が開催された。最終日、滑り込みで訪れる事が出来たので、簡単にレポートしたい。 この展示の特徴は、副題にあるとおり、日本国内で出土した化石が展示されている標本の多くを占めている事だが(参考として海外で出土した化石も展示されていた)、もうひとつ、タイプ標本が多く展示されている事も挙げられる。タイプ標本とは、ある…

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No.123

2014年07月発行

イノシシは、遠きにありて思ふもの(片山 敦司)
ニホンザル追い払い事業を終えて(稲葉 史晃)
鳥獣法の改正について(中川 恒祐)
鳥獣法改正に伴うニホンザル保護管理の行方(清野 紘典)
クズでも誰かの役に立っている(海老原 寛)
WMO活動報告2014年4月~6月

No.123 ニホンザル追い払い事業を終えて

2014年07月発行

ニホンザル追い払い事業を終えて 稲葉 史晃   2013年4月、京都で行われているサルの追払い事業に参加した私は初めて野生動物の調査という世界へ足を踏み入れた。大学で水産学を学んでいた私にとってサルの知識はもちろんの事、獣害の現状など知る由も無く、さすがにこんな住宅街までサルが出るわけがないと思っていた。しかしそんな甘い考えは初日で覆される事となった。 インターネットや新聞等では獣害の現実、原因が報告されているが文面でしか知らなかった。しかし実際にその地域に移住し現実を目の当たりに出来たことは非常に良い経…

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No.122 シカ飼育日誌~かわいいベイビー、ハイハイ♪~

2014年04月発行

シカ飼育日誌 ~かわいいベイビー、ハイハイ♪~ 檀上 理沙(WMO) 3月下旬から急激に暖かくなり、春の訪れを感じますね。『春』といえば、多くの動物たちの出産シーズンです。この季節に動物園などへ赴けば、動物好きの方もそれほどでもない方もかわいいベイビーたちを眺めながら自然と顔をほころばせています。私も早くベイビーたちを眺めて、ニヤニヤしたいと思う今日この頃です。 ニホンジカ(Cervus nippon、以下シカ)では5月下旬から7月上旬に分娩を迎えます。今回は、私が飼育していたシカの分娩について、当時の飼育日誌とビ…

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No.122

2014年04月発行

鳥獣関連の統計の図化(岡野 美佐夫)
けものみちトレイルを歩く醍醐味2013(檀上 俊雄)
シカ飼育日誌~かわいいベイビー、ハイハイ♪~(檀上 理沙)
丹沢のクマ保護管理を考える(金子 文大)
新人紹介(関 香菜子)
WMO活動報告2014年1月~3月

No.121 カモシカの生活

2014年01月発行

カモシカの生活 山田 雄作(WMO)  ニホンカモシカ (以下、カモシカとする) は日本の特別天然記念物に指定されている大型の哺乳類である。近年、カモシカを取り巻く状況は大きく変化している。 はじめに  カモシカはどんな動物か、シカほどすぐにイメージができる人も少ないのではないだろうか。実際に、その生活やおかれている状況について分かっていない点は多い。これまでカモシカの研究は1980年代から1990 年代にかけて盛んに行われたが、それ以降あまり行われておらず、カモシカに関する調査研究が下火になっているのである。しか…

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No.121

2014年01月発行

年始めの御挨拶(羽澄 俊裕)
世界に誇る日本の財産(山元 得江)
カモシカの生活(山田 雄作)
“A Sand County Almanac And Sketches Here and There”
Aldo Leopoldと私(難波 有希子)
ドイツの犬事情から見えた日本とドイツの動物観の違い(横山 典子)
学会参加報告
日本霊長類学会・日本哺乳類学会 2013年合同大会―参加報告―(伊藤 哲治)
哺乳類学会 2013年大会 参加報告(星野 莉紗)
第29回日本霊長類学会・日本哺乳類学会2013年度合同大会に参加して(溝井 彩)
2013年10月・学会参加報告(森 洋佑)
WMO活動報告2013年10月~12月

No.120

2013年10月発行

“みる”力(岸本 真弓)
アライグマ11年生の勉強ノート(鈴木 和男)
白いヒグマプロジェクト 2012年択捉島のヒグマ調査に参加して(伊藤 哲治)
学会参加報告
日本霊長類学会・日本哺乳類学会 2013年度合同大会-参加報告(檀上 理沙)
日本霊長類学会・日本哺乳類学会合同大会2013.参加報告-3つの視点から-(海老原 寛)
第29回日本霊長類学会・日本哺乳類学会2013年度合同大会参加感想(難波 有希子)
WMO活動報告2013年7月~9月

No.120 白いヒグマプロジェクト 2012年択捉島のヒグマ調査に参加して

2013年10月発行

白いヒグマプロジェクト 2012年択捉島のヒグマ調査に参加して 伊藤 哲治(WMO)   国後島および択捉島は、北海道の北東に位置する島々であり、各島でヒグマUrsus arctosが約300頭、約650頭 (約5~10km2当り1頭)分布すると推定されています。 2012年8月24日〜9月10日、北海道の北東に位置する択捉島に専門家交流グループのヒグマ班の一員として、調査に参加させていただきました。 この調査は、2009-2010年に国後島でおこなわれた“白いヒグマプロジェクト”の継続調査として行われま…

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No.119

2013年07月発行

西日本1府3県における最近10年間のツキノワグマの出没情報件数の変化とその要因(中川 恒祐)
交雑種が外来生物法の対象に(千葉アカゲザル問題を中心に)(白井 啓)
野生動物による被害を考える-実践アライグマ被害対策 前編-(加藤 洋)
看板や標識から始まるペンギンとの共存-南アフリカ-(溝井 彩)
書評「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」-漫画で迫る狩猟の世界-(清野 紘典)
WMO活動報告2013年4月~6月

No.119 交雑種が外来生物法の対象に(千葉アカゲザル問題を中心に)

2013年07月発行

交雑種が外来生物法の対象に(千葉アカゲザル問題を中心に) 白井  啓(WMO) 2013年、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(以下、「外来生物法」とする)による規制の対象を、交雑種にも広げることになった(朝日新聞2013年3月30日付け記事参照)。2005年に外来生物法が施行されて8年目のことである。これまで交雑個体は、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)」で扱われてきた。 このことで、WMOが取り組んでいる和歌山のタイワンザル問題、千葉のアカゲザル問題においても(白井2…

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No.118

2013年04月発行

「Wildlife management」は「野生動物の管理」か?(羽澄 俊裕)
けものみちトレイルを歩く醍醐味(檀上 俊雄)
ニホンジカの資源化に関する海外研修報告-ニホンジカの中国での伝統利用と日本での資源化及び管理について(姜 兆文)
新人紹介(岸本 康誉、伊藤 哲治、海老原 寛、難波 有希子、星野 莉紗、溝井 彩、森 洋佑)
WMO活動報告2013年1月~3月

No.118 「Wildlife management」は「野生動物の管理」か?

2013年04月発行

「Wildlife management」 は「野生動物の管理」か? 羽澄 俊裕(WMO) Wildlife management の訳語として野生動物の「保護管理」という用語が使われてからずいぶん時間がたちました。1999年、環境省の所管する鳥獣保護法の改訂によって新設された制度が「特定鳥獣保護管理計画制度」と称された段階で、公式に認知された用語ともなりました。そしてなによりこの私は、1983年のWMO創業時に、いつまでもその目的を忘れないよう「野生動物保護管理」の文字を社名に取り込み、おかげでいろいろな書類の上…

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No.117 森林・林業再生プラン ~これからの林業界に改革は起きるか~

2013年01月発行

森林・林業再生プラン ~これからの林業界に改革は起きるか~   湯浅 卓(WMO) <はじめに>  森林・林業再生プラン(以下、再生プランと呼ぶ)という言葉を耳にしたことはあるだろうか?ここ数年、時折耳にするようになったが、その内容は「林業を再活性化させる計画が作成されたらしい」とか、「木材自給率50%を目指すらしい」とか、「これから日本各地で大規模な森林伐採が始まるらしい」や、「森林伐採によってさらにシカが増えるんじゃないか?」といったものであり、全容は知らぬまま漠然とした不安を感じるものであった。 また、「伐れ…

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