No.494 謎の鳥の巣
2026年07月10日
海田明裕
初夏、入口が崩れ長い年月車が入っていないであろう古い林道を歩きました。
林道の片方は切り立った崖で下には涼しげかつ豪快な沢が流れています。逆側も崖を切り取ってできた急な斜面です。主に足元を見ながら歩いていましたので、少し先の岩陰から飛び出した小型の鳥に気づきはしたものの種類まではわからず。あっという間に崖下に消えていってしまいました。
飛び出してきた部分がやけに垂直な岩場だったので怪しく思い目を凝らすと、、ありました!
シダの陰のくぼみに苔をお椀型に敷き詰めた巣が。苔の布団の上にはきれいな小さな白い卵が4つ収まっていました。
しまった!まだここを通る人間がいるとは、と思われたに違いありません。驚かせてごめん。
ずっと見ていたかったですが、巣を放棄したりしないようにサッと写真だけ撮って離れました。
後から写真を見てもうっとりしますが、なんとも言えない柔らかで緻密な造形に惚れ惚れします。
同時に想像します、こんな布団で昼寝したらすっと起きられないだろうなと。
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