No.489 ブナ科の花見
2026年04月24日
本橋篤
花見というと桜の花を見ることをほとんどの方がイメージするかと思いますが、春~初夏までには他にも色々な植物が花を咲かせます。
私はブナ科が好きなので、春になると桜と同じくらいブナ科の花を見たくなります。種によって開花時期はずれますが、4月~6月頭くらいの間に花が咲きます。
白・黄色の花が房状に垂れ下がっています(写真1)。すごく目立つ見た目ではないですが、かわいい花を咲かせます。中でも虫媒花であるスダジイ、マテバシイ、クリは虫をおびき寄せるために独特な匂いがします。
ひとしきり咲いた後には、落ちた花が茶色に染まり、地面がモジャモジャします(写真2)。こっちは見たことある人がいるかもしれません。コンクリートやアスファルトの上では少しばかり目立つので、せっせと清掃されがちです。落ちた花を観察できるのは都市ではレアなのかもしれません。
私が住んでいる東京では、公園や街路樹としてもブナ科はよく植えられています。アラカシ、シラカシ、マテバシイ、スダジイ、クヌギ、コナラ、あとクリですね。
身近な自然観察として、ブナ科の花見をぜひやってみてください。

写真2 クヌギの堅果と落ちた花。モジャモジャしていて、踏むとサクサクと音が立ちます。
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