研究員によるフォトブログ

NO.99 厳しい冬

2010年06月09日

加藤 洋
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3月。ニホンジカの越冬地内を調査中、足元がおぼつかないオスジカに出会った。しかし、体力の限界か、流れに飲み込まれてしまった。
 様々な野生動物にとって、冬期は餌資源が少なく、とても厳しい季節だ。越冬地にたどり着いた彼らも、春が訪れるまでギリギリの生活をしているのだろう。その後下流で水死体が見つかった。彼も春が待ち遠しかったに違いない。

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